4日の午後に中将姫誓願桜 を観てきました。

桜は、中将姫誓願桜(ちゅうじょうひめせいがんざくら)といい、岐阜県岐阜市大洞にある願成寺の境内にあるで、ヤマザクラの変種である。同種の桜は確認されておらず、プルヌス・フロリドラ・ミヨシの学名が与えられている。樹齢は1,200年程度とされており、平安時代初期に中将姫病気の治癒をこの寺で祈り、平癒したためにこの桜を植えたという伝承があり、今でもこの桜に祈ると婦人病に霊験があるといわれている。1929年(昭和4年)に国の天然記念物に指定された。樹高8.1mで幹径150cm、20~30弁の花弁を持った淡い桜色の花を咲かせます。

全体は7分咲きですが、この桜の特徴の花弁がまじかで観れます。

花弁は20~30枚の特徴のある花、いつ見ても花の色淡く優しい色合いです。

2世桜が今年初めて咲きました、原木と違い花弁は5枚です。
原木桜が、山桜の変種ですからその種からは本来の山桜に変種?。

2世桜は、平成20年5月『花伝説・空へ」プロジェクト計画で、種子250粒を会員の手で採集。その種を平成20年11月15日スペースシャトル エンデバーで宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」に打ち上げられました。宇宙で250日間、地球を4080回周回し、翌年(H21)7月31日宇宙飛行士若田さんと共に無事帰還しました。その後、9月1日に地元大洞に帰り樹木医さん達の努力で平成22年、3月と5月に一粒ずつ発芽が確認された。大切に育てられた2本の桜の木は平成23年暮れに地元里帰り、3月に発芽の若木を願成寺境内に移植されました。その若木が宇宙帰りの中将姫誓願桜として大切にされ成長して、今年初めて花を付けました。